「福岡外国人ビザ申請アシストセンター」から2018年の年頭に当たり本年度の取組を紹介します。
昨年は、外国人のビザ申請の「特化サイト」を開設したことにより、多くのお問合せを頂き、また関連する機関や専門家の方々にご協力を頂きありがとうございました。
本年はこれまでの経験を活かして、行政書士業務である個々のビザ申請取次だけでなく、各種の機関と組織的に連携して外国人の方やその関係者にお役に立てるように取り組んでいきます。
4人のメンバーで目標を共有して、最高の価値を提供できるように、能力向上を図っていきます。
昨年の活動から感じること
より人手不足が深刻化している
本サイトでも、「人手不足の対策として外国人の方のお力が必要」という観点で幾つかの記事を投稿しました。
今後「人手不足問題」はより加速していくと考えています。
政府もこの状況から、入国できる(就労できる)外国人の範囲を広げてきています。
特に介護分野では、「介護ビザ」の新設、「技能実習の介護」の追加と大きな変革がありました。
また、特区制度を利用した、「家事支援人材」「農業支援人材」の受入、「外国人の起業」の促進も行われています。
今後の新たな動きにも対応できるように情報収集に努めます。
外国人の採用に関して中小企業様のご理解が進んでいない
我々のところに相談に来られる案件の中には「絶対に許可が取れない」というものも幾つかありました。
外国人は日本人と同じように雇うことはできません。
経営者の方とお話する際は、「外国人関係」については、早い段階で相談に来て下さいとお願いしています。
外国人の方の日本での起業意欲が高い
想定した以上に、外国の方(特に中国、韓国)が、日本で起業したいという問い合わせが多く入ってきています。
日本は市場の魅力だけでなく、政治・秩序(治安)の安定、教育レベル(子供に日本の教育を受けさせたい)の高さなどから日本でずっと住み続けたいという要望が強いようです。
この分野はまだまだ未開拓
新設された「介護ビザ」や「介護の技能実習」では、手探りの状態でまだきちんとした運用が固まっていません。
また、「制度の要求」と「現状の運用」の認識の違いで様々な問題が発生しています。
さらに「私利私欲」のために制度を悪用している例もあります。
「弱い者が損をする・泣きを見る」社会にはならないように願っています。
本年の取組み
外国人に関連している機関との連携
個々の申請の問合せだけでなく、東南アジアの幾つかの国の送出し機関等から組織的な連携の話も入ってきています。
本年の3月までに内容を整理して体制の整備を行っていく計画で進めます。
この分野は先が読めないリスクもありますが、取り組み方によっては「大きなビジネスモデル」を描けると思っています。
各々の外国人の方の先の幸せを考えて
「目標(理想)の姿を描いてから始めるように」、ご相談に来られる外国人の方は「夢」あるいは逆に「不安」を持っています。
「先の姿を示せてあげれば」安心して頂くことができます。
現在の状況をよくお聞きして、各人に最適な進め方を提案させて頂きたいと考えています。
能力アップにより、より多くの方のために
この分野は確実に広がっていき、これに伴い我々の業務量も増えていきます。
業務効率を上げるためには、システム化(標準化)と個々や組織の能力向上に取り組みます。
情報の提供・同業者との連携
これまで多くの方々にお世話になっています。
今年は、少しでもお返しができるようにしたいと願っています。
まずは、このサイトを通じての情報の提供を今まで以上に進めていきます。
今年も多くの方々と「対話」させて頂き、その中で共に成長していきたいと願っています。
本年もよろしくお願い致します。
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