日本語能力試験について

その他

こんにちは、外国人ビザ申請アシストセンターです。

今回は外国人の日本語能力試験についてお話します。

 

日本語能力を証明することはとても大切

高度専門職のところでもお話したように、日本語能力の有無はとても大切です。

高度専門職のポイント制では、N1合格者で15点、N2でも10点が加算されます。

 

従って、ある程度日本語ができる方は、日本語能力試験を受けて自身の日本語能力を具体的に示すことができるように、日ごろから意識して取り組んでおくと良いと思います。

 

日本語は難しい?

ところで、日本語学習って難しいと思いますか?

私はずっと日本語で育ってきているので、正直分かりません。

 

外国語といえば、真面目に学習したのは中国語、それもほんの少しの間だけです。

中国語と比較するとどうでしょうか?

私は日本語の方が圧倒的に難しいような気がします。

 

 

 

 

例えば外国人の「外」を考えてみます。

日本語では、漢字の「外」、ひらがなの「がい」、カタカナの「ガイと三とおりの表記があります。

また、漢字の「外」は音読みでは、「ガイ」、「ゲ」

訓読みでは「そと」「はず(す)」「ほか」「と」などの様々な読み方があります。

 

これが中国語では「外」はWai(わい)という読み方しかなかったと記憶しています。

もちろん四声といって発音の方法は考慮しなければならないし、

これが結構面倒なのですが(笑)

 

少し話が横道にそれてしまいましたが、本題に入ります。

 

日本語能力試験とは

 

日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、国際交流基金と日本国際教育協会(現日本国際教育支援協会)が1984 年に始めました。

開始当初の受験者数は全世界で7,000人ほどでしたが、2011年の受験者数は全世界で約61万人にのぼり、世界最大規模の日本語の試験となっています。

 

近年、日本語能力試験の受験者が多岐にわたり、その受験目的も実力の測定に加え、就職、昇給・昇格、資格認定への活用など、変化や拡がりが見られるようになり、試験に関する要望や提言も出されたようです。

そこで、2010年から新しい日本語能力試験が実施されています。

 

日本語能力試験認定のメリット

日本語能力試験認定には、学校での単位・卒業資格認定や、企業での優遇、社会的な資格認定など、さまざまなメリットがあります。

 

高度人材職のポイント加算

前述のとおり、「高度人材に対するポイント制による出入国管理上の優遇制度」で、日本語能力試験N1の合格者は、15ポイント、N2の合格者でも10ポイントが加算されます。

 

医師等国家試験

日本の医師等国家試験を受験するための条件となっています。

海外において医師等の免許を持っている人が、日本の医師等※の国家試験を受験するためには、日本語能力試験N1の認定が必要です。

人の命を預かるのですから当然といえば当然ですが。

なお、医師の他に日本語能力試験N1が受験資格になっているものは次のとおりです。

 

歯科医師、看護師、薬剤師、保健師、助産師、診療放射線技師、歯科衛生士、歯科技工士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、臨床工学技士、義肢装具士、救命救急士、言語聴覚士、獣医師です。

 

EPA(経済連携協定)に基づく看護師・介護福祉士の候補者選定の条件に

EPA(経済連携協定)に基づき、インドネシア、フィリピン、ベトナムから来日する看護師・介護福祉士の候補者は、日本語能力試験N5程度(インドネシア、フィリピン)またはN3(ベトナム)以上の認定が必要です。

日本語能力試験には、5段階(N1、N2、N3、N4、N5)のレベルがあります。

できるだけきめ細かく日本語能力を測るために、試験問題はレベルごとに作られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

N4とN5では、主に教室内で学ぶ基本的な日本語がどのくらい理解できているかを測ります。

 

N1とN2では、現実の生活の幅広い場面で使われる日本語がどのくらい理解できるかを測ります。

 

N3は、N4、N5からN1、N2への橋渡しのレベルです。各レベルの詳しい説明については、下記をごらんください。

 

 

N1

幅広い場面で使われる日本語を理解することができる

読む(よむ)

・幅広い話題について書かかれた新聞の論説、評論など、論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読んで、文章の構成や内容を理解りかいすることができる。

・さまざまな話題の内容に深みのある読物を読んで、話の流れや詳細な表現や意図を理解することができる。

聞く(きく)

・幅広い場面において自然なスピードの、まとまりのある会話やニュース、講義を聞いて、話の流や内容、登場人物の関係や内容の論理構成などを詳細に理解したり、要旨を把握したりすることができる。

 

N2

日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる

読む(よむ)

・幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説、平易な評論など、論旨が明快な文章を読んで文章の内容を理解することができる。

・一般的な話題に関する読物を読んで、話しの流れや表現、意図を理解することができる。

聞く(きく)

・日常的な場面に加えて幅広い場面で、自然に近いスピードの、まとまりのある会話やニュースを聞いて、話しの流れや内容、登場人物の関係を理解したり、要旨を把握したりすることができる。

 

N3

日常的な場面で使日本語をある程度、理解することができる

読む(よむ)

・日常的な話題について書かれた具体的な内容を表す文章を、読んで理解することができる。

・新聞の見出しなどから情報の概要をつかむことができる。

・日常的な場面で目にする範囲の難易度が、やや高文章は、言い換え表現が与えられれば、要旨を理解することができる。

聞く(きく)

・日常的な場面で、やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞いて、話しの具体的な内容を登場人物の関係などとあわせてほぼ理解できる。

 

N4

基本的な日本語を理解することができる

読む(よむ)

・基本的な語彙や漢字を使って書かかれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができる。

聞く(きく)

・日常的な場面で、ややゆっくりと話される会話であれば、内容がほぼ理解できる。

 

N5

基本的な日本語をある程度、理解することができる

読む(よむ)

・ひらがなやカタカナ、日常生活で用いられる基本的な漢字で書かかれた定型的な語句や文、文章を読んで理解することができる。

聞く(きく)

・教室や、身の回りなど、日常生活の中でもよく出会う場面で、ゆっくり話される短かい会話であれば、必要な情報を聞き取ることができる。

 

いかがでしたか?

 

試験は年2回、1回目は7月に終了、2回目は12月3日(日)の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高度人材でポイント加算したい方は受験を考えてみてはいかがですか?

 

詳細は、

http://www.jlpt.jp/

 

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