コロナ、在留外国人の暮らし直撃。 その中でも前向きに!

就労ビザ申請

新型コロナウィルスの感染拡大により、外国人の職が失われるケースが増えています。

特に、訪日外国人の対応として雇われていた「ホテル」「免税店」の通訳は激減しています。

その他に、対面を避けるということで、「英会話教室」では、受講生が減少しているところが多くあり、その影響で外国人の「英会話講師」も職を失うケースが増えています。

国際化によって、幼児からビジネスマンまで英会話を習うことが増えていましたが、コロナによってその流れがストップしてしまいました。

 

職を失うと日本にいられなくなる

外国人は日本で生活するには必ず何らかの「在留資格」が必要になります。大学等を卒業した、いわゆる「高度人材」の方のほとんどが「技術・人文知識・国際業務(技・人・国)」の在留資格を保有しています。

この資格を更新する際は、会社に雇われていることが必要です。更に、ある一定額の収入がないと「日本で生活できない」という理由で更新が不許可になる可能性が高くなります。

 

英会話講師からの相談

知人を介して関東の英会話スクールの経営者から相談がありました。「コロナの影響で受講生が減って、在籍している外国人講師に今までの給料を払えなくなった。この給料で在留資格の更新はできますか?」

給料の額を聞いてみると、生活するのも苦しい状態で、「出入国在留管理局(入管)」がとても許可を出さないと思われる額です。

彼の姉2人も日本にいて、母国に帰っても居場所がない状態です。

永住の申請も行いましたが、収入の面で不許可になったとのことです。

幸いにも在留期間は、あと1年以上あるので、この間に対応を考える必要があります。

お聞きした内容から次のことを検討してもらうことにしました。

 1 他の英会話スクールの講師と兼業できないか?

  *他のスクールも同様に厳しい状況

 2 学歴、特に大学での履修科目から他の業種で働ける可能性は?

 3 姉が日本にいるとのことで、援助を受けることができないか?

  *コロナが終息して、英会話スクールで十分な給料がもらえるまで

 4 日本での起業の検討?

  *財産要件があるのでそのお金を集めるのは難しい?

何とか日本に残ってもらいたいので、アドバイスはできますが、厳しい状況です。

 

「特定技能」制度を有効に活用

現在、介護施設に「特定技能の外国人材」を紹介することを進めています。

ベトナム人女性で、「介護の特定技能の資格」試験に合格した方が、思いのほか多くいらっしゃいます。

農業の技能実習生、専門学校生、大学生と幅広く、「特定技能」の試験を受けているのには驚きました。

制度を最大限に活用して、何とか日本にいたいというパワーを感じています。

「介護施設」は人手不足が深刻ですが、まだまだ、外国人の採用に踏み切るところは少ないのが現状です。

現在、幾つかの介護施設と特定技能人材のマッチングを進めています。

 

 

外国人材の活用に関しましては、「グローバル化」「人手不足」「コロナの影響」など複雑にからみあっています。弊社の相談や依頼の中には、これまで経験してないことも多く入ってきています。

案件ごとによく現状を把握して、外国人材、企業の両方が満足を得るように進めて行きます。

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