外国人・企業の方:きちんと届出を

お知らせ

福岡入管からの電話連絡:まさか?

先日(2021年7月中旬)、福岡入管から次の電話連絡。

「申請されている在留資格の変更(留学から就労)の結果が出ましたので、手続きに来て下さい。その際に外国人の方も一緒にお願いします。」

この最後の「外国人の方も一緒にお願いします」、これは経験では「不許可」のパターンです。

この申請は、業務内容の面では難しいところはありますが、自分ではきちんと説明したと思っていたので、不許可になることは想定していませんでした。

金曜日に電話を受けたので、土・日曜日は「なぜ不許可に?再申請はできるのか?」など、これで頭がいっぱいになりました。

 

福岡入管に行きました

申請支援の依頼を受けた企業には「不許可の可能性が高い」と伝え、連絡を受けた翌週の火曜日に本人と福岡入管がある法務局の1階で待ち合わせ。

外国人の方にも「不許可の可能性が高い」と伝え、6階で手続きを実施。

窓口で、パスポート、在留カードなどを渡して、呼び出しを待っていました。

不許可の場合は、直ぐに別室で審査官との面談になるのですが、ぜんぜん、呼び出しがありません。

時間からすると「許可で新しい在留カードを作成する」のと同じくらいになり、「もしかしたら許可?」「それなのに本人と一緒に?」。

暫くすると、呼び出しもなく、審査官と思われる2名が待合室に来られて、別室に案内され、「やっぱり不許可か?」とがっかりしました。

案内の途中で、審査官が「あなた住所変更を届けてないでしょう!」と、これが不許可の原因?

 

結果は?

別室で話を聞くと、対象の外国人と5月まで一緒に住んでいた「別の外国人」の所在に関する聞き取りと協力依頼でした。

面談の最初に「あなたは問題ないので新しい在留カードを渡します。ただし、今日、直ぐに住所変更の手続きを行うように」と言われ、許可になったことがわかり一安心しました。

*入管はよく情報収集をしています

審査官の話では、同居していた外国人は手続きがなく所在不明で、このままでは在留期限が切れて「不法滞在」になるとのこと。対象の外国人とは5月に「東京に働きに行く」と聞いたきり、その後はわからないとのことです。

SNSの連絡先は残っていたので、連絡しましたが応答はなく、「直ぐに入管に連絡するように」との伝言を残しました。

 

外国人に関しては変更があれば直ぐに届出を

外国人の方は、住居や仕事(就労先)等に変更があった場合、届出を行わないと、これがその後の在留の更新などで不利になることがあります

日本人でも届出が必要なことですが、外国人の場合は特に注意する必要があります。

出入国在留管理庁(入管)がまとめた資料の図を示します。日本にいる外国人の情報は、届出先は幾つかありますが、入管に集まるようになっています

上図では、例えば「留学生が退学」した場合、本人が届出をしなくても、学校が届出をしますので、入管は退学を把握することになります。

退学すると「留学」の在留資格に該当しなくなるので、(資格外活動で認められていた)アルバイトはできなくなり、その退学した留学生を雇っている企業も「資格外活動違反」で罰せられる可能性があります。

 

 

不明な点は専門家に問い合わせを

外国人に関して、不明な点や不安に思っていることがありましたら、当社にご気軽にお問い合わせ下さい。

内容にもよりますが、違反をしていても自主的に申し出た場合、話を聞いてもらえる可能性もあります。

 

 

 

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